この記事でわかること
- 「PS:JAPAN2026」決勝の最終結果と、優勝した「優勝金保留」の顔ぶれ
- 小樽と札幌で行われた2つの競技の中身と、前回大会からの変更点
- 選手たちのコメントと、パチ配信チェッカーから見た学生大会の意味
学生向けパチンコ・パチスロ全国大会「PS:JAPAN2026」の決勝が終わり、9月30日に主催の全日本学生遊技連盟が結果を公表しました。1,553チーム・5,144人から頂点に立ったのは、東京と埼玉の4人組「優勝金保留」です。
決勝は9月7日・8日の2日間、北海道の小樽と札幌で開かれました。運を試す競技と、実機を使った3ステージの競技で争われています。
この記事では、最終結果に加えて、競技の中身、前回大会との違い、選手たちの声をまとめました。決勝前にお伝えした決勝のプレビュー記事の続きとしてお読みください。
優勝は「優勝金保留」、東京・埼玉の4人チーム
総合優勝は「優勝金保留」で、獲得ポイントは8,449ptでした。メンバーはサークルのパチ仲間で、先輩2人と後輩2人の4人組です。
| 順位 | チーム名 | 地域 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | 優勝金保留 | 東京・埼玉 | 8,449pt |
| 2位 | 111万の記憶 | 大阪・兵庫 | 7,724pt(※) |
| 3位 | 横浜甲鉄城 | 神奈川 | 5,605pt |
※2位のポイントは、PR TIMES掲載の開催レポートでは7,724pt、主催団体の公式サイトのレポート本文では7,224ptと、表記が分かれています。確認でき次第、正しい数字に更新します。
優勝チームの受賞内容は、返済不要の奨学金とトロフィーです。大会規定では奨学金は1人あたり111万円のため、4人チームなら計算上は合計444万円になります(実際の支給額は公表されていません)。
リーダーの馬場圭太郎さんは、サークルのパチ仲間とノリで参加した大会で、まさか優勝できるとは思わなかったと振り返っています。表彰式のMCは、公式スペシャルサポーターのレジスタンスりょつさんと野口さんが務めました。
POINT
優勝は「優勝金保留」(8,449pt)、2位は「111万の記憶」、3位は「横浜甲鉄城」です。予選では苦戦したという優勝チームは、決勝では「全部門で1位」のスコアを取ったと語っています。
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決勝は2日間、小樽から札幌へ
決勝の舞台は、初日が小樽、2日目が札幌でした。予選を勝ち抜いた23チーム・約80人が、2泊3日の日程で競っています。
| 日程 | 会場 | 内容 |
|---|---|---|
| 9月7日(初日) | グランドパーク小樽 | 選手説明会、第1競技「フォーチュンバトル」、夜はレクリエーション |
| 9月8日(2日目) | 篠路ひまわり(札幌市内のホール) | 第2競技「PSトライアスロンバトル」(制限時間2時間) |
| 9月8日(夜) | ジャスマックプラザホテル(札幌市内) | 結果発表・表彰式、立食の交流会 |
初日は競技の前に、依存問題に関する映像の視聴とクイズが行われました。夜には、ゴム鉄砲の射的やビンゴ大会といったレクリエーションもあり、ディズニーリゾートのペアパスポートや2泊3日の温泉旅行券が景品に並んでいます。
表彰式のあとには、学生と協賛企業が交わる立食の交流会もありました。学生と企業がペアを組むクイズ大会が開かれ、大会の作りは協賛社から評価されたと公式レポートは伝えています。
第1競技「フォーチュンバトル」は運を試す5段階
初日の第1競技は、「フォーチュンバトル -50%の壁を超えろ!-」です。入場用の抽選機を使い、継続率の壁を越えるたびにポイントを積み上げていきます。
| ステップ | クリア条件(継続率) | 獲得ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 95% | 100pt |
| 2 | 90% | 100pt |
| 3 | 80% | 100pt |
| 4 | 75% | 100pt |
| 5 | 65% | 100pt |
5段階をすべてクリアすると、最大500ptです。ここで得たポイントは、次のステージで見本機を使ったフリーズチャレンジに成功すれば、倍にできる仕組みでした。
クリアの確率は段階を追うごとに下がっていきます。完全に運次第の競技のため、公式レポートも「筋書きのない戦い」と表現しています。3位「横浜甲鉄城」のリーダーは、初日に50%のフリーズを引けず「やらかした」と思ったそうです。
第2競技「PSトライアスロンバトル」は実機で3ステージ
2日目の第2競技は、札幌のホールで行われた「PSトライアスロンバトル -頂まで翔け上がれ!-」です。3つのステージをクリアしていき、最終的な獲得ポイントで順位が決まりました。
| ステージ | 使う機種のタイプ | 競うこと |
|---|---|---|
| 1st | パチスロ(ノーマルタイプ) | ポイントを競う |
| 2nd | パチンコ(甘デジ) | 「早掛け」。早くボーナスを当てる |
| 3rd | 非公表 | 「出玉競技」。1st・2ndをクリアしたチームが挑戦し、とにかく多く出す |
制限時間は2時間です。公式レポートは、素早くゲームを消化して「当てる」力と、最後にたくさん「出す」力の両方が試される、プレイヤーの総合力の競技だと説明しています。
具体的な機種名やポイントの細かい計算方法は、公式レポートでは明らかにされていません。分かり次第、追記します。
POINT
初日は運を試す競技、2日目は実機を打つ競技という二本立てです。運だけでも、実力だけでも勝ちきれない設計でした。
2025年大会から何が変わったのか
今大会は、前回の「PS:JAPAN2025」から大会の作りが大きく変わりました。主催者も「参加しやすくなった」と説明しています。
| 項目 | 2025年大会 | 2026年大会 |
|---|---|---|
| 決勝の会場 | 横浜 | 北海道(小樽・札幌) |
| チーム形式 | 2人1組のペア | 2〜5人のチーム |
| エントリー | 1,692チーム・2,590人 | 1,553チーム・5,144人 |
| 決勝進出 | 50組100人 | 23チーム約80人 |
| 決勝の競技 | パチンコ・パチスロを各1時間打ち、チーム合計の差玉を競う実戦競技(第三・第四競技)などで争う | 運試しの「フォーチュンバトル」と、実機3ステージの「PSトライアスロンバトル」 |
| 予選ルート | 3種類 | 3種類(スマホアプリ「スロスピ」のコラボ予選を新設) |
数字を見ると、参加人数は約2倍に増えた一方で、チーム数は約8%減っています。チームを組める人数が増えたことで、友人同士でまとめて申し込む形が広がったと考えられます。
決勝の競技も、前回の差玉勝負から、運の要素が強い内容へと変わりました。公式のキャッチコピーは「この夏、勝つのはヒキが、強いヤツ」です。
2位「111万の記憶」の佐々木祐城さんは、以前は知識が求められる大会だったと聞いていたが、今年は初心者でも楽しめて、より多くの人が挑戦できる大会になったと感じたと話しています。スマホアプリを使った予選の背景は、スマホ予選の記事やスロスピ1周年の記事でも触れています。
POINT
2026年大会は、参加人数が約2倍(2,590人→5,144人)に。差玉の勝負から運の要素が強い競技に変わり、初心者でも挑戦しやすい形になりました。
選手たちの声
主催団体の公式レポートには、上位チームのコメントが載っています。優勝チームの2人は、この大会の性格を次のように語りました。
- 春原亮介さん(優勝):予選は苦戦したが、決勝では全部門で1位のスコアを取って優勝できた。来年も出場する予定
- 常田恭さん(優勝):東西予選やブロック予選では何も起こせなかった。本番で勝てたのは「引きが強いやつが勝つ」というコンセプトのおかげ
- 長谷川煌河さん(3位):1日目に50%のフリーズを引けず落ち込んだが、2日目の競技で2人ともラッシュに入れた
- 椋野誠矢さん(2位):来年も参加して、次は1位を取りたい
2位の田島琉矢さんは、チーム名の「111万の記憶」を、この日以降「77万の記憶」に変えざるを得なくなったと、ユーモアを交えて悔しさを表現しています。それでも、この2日間が「大切な記憶」になったと締めくくりました。
優勝した「優勝金保留」の宮沢望さんも、無料で参加でき、楽しむことだけを考えていたら決勝まで進み、優勝までしてしまったと話しています。学生大会ならではの、肩肘張らない雰囲気が伝わってくるコメントです。
現地から、業界メディアの投稿
決勝の初日には、業界メディアも現地に向かっていました。パチ7の編集長は、北海道へ向かう様子を投稿しています。
業界団体のMIRAIぱちんこ広報部隊も、開幕を知らせる投稿で「知識やチームワークが試される」と学生たちにエールを送りました。
決勝の結果を受けた一般の視聴者や出場者本人の投稿は、9月30日の発表直後のため、確認できた範囲では多くありません。反応が集まりしだい、追記します。
パチ配信チェッカー視点:学生大会と実機配信の距離
今回の調査では、決勝のライブ配信の告知は見当たりませんでした。大会の様子は、主催者のレポートやSNSの投稿を通じて伝えられています。
それでも、実機配信の視聴者にとって無関係とは言えません。決勝の1stステージはノーマルタイプ、2ndステージは甘デジと、ホールで日常的に打たれる機種のタイプで競われました。
3位のチーム名「横浜甲鉄城」は、パチスロなどで人気の『甲鉄城のカバネリ』を連想させます(由来は公表されていないため推測です)。当サイトの機種ページ「甲鉄城のカバネリ」には、9月30日時点で現在配信中の3本と、9月19日以降の過去配信57本が並んでいます。
配信で日常的に見られている人気機種は、学生たちにとっても身近な存在なのかもしれません。
若い世代の広がりについては、パチスロ参加人口の回復と20代以下の増加を扱った記事も参考になります。初心者に優しい甘デジについては、「愛の不時着」甘デジの記事もどうぞ。
決勝の1stステージと同じ「ノーマルタイプ」を自宅で触ってみたい方には、代表格のジャグラーがあります。家庭用に使えるコイン不要機付きの中古実機もそろっています。
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編集部コメント
今後どうなるか:来年の開催予定は、現時点で未定と公式が伝えています。今回は参加人数が約2倍になり、公式は「若年層に向けた業界唯一の大会」と位置づけているため、次回も開催される可能性は高いと見ています。
配信者への影響:学生時代に大会でパチンコ・パチスロに親しんだ世代から、将来の配信者が生まれる可能性があります。優勝チームのように、サークルの仲間内で楽しむスタイルは、配信や企画の題材にもなりそうです。
視聴者への影響:運の要素が強い競技は、経験の浅い視聴者でも展開を追いやすいと考えられます。決勝がライブ配信されれば、新しい視聴者を呼び込む入口になりそうです。
編集部として注目している点:決勝のライブ配信が確認できなかった点です。次回以降、決勝の一部でも公式の配信が行われるのか、注目していきます。
まとめ
「PS:JAPAN2026」の決勝は、9月7日・8日に小樽と札幌で開かれ、「優勝金保留」が8,449ptで頂点に立ちました。参加人数は前回の約2倍の5,144人に達し、運試しと実機の二本立てで争われています。来年の開催や決勝の配信の有無に注目です。
